仲間日記 part-2

さて、何をやってきたのだ?ですよね。

重ねますけど、以下は二月堂周辺で皆様も目にする可能性のある事柄のみです。つまり言えないことは言えねえのです。

ふふふ。

 

 

私の場合は今回の担当である堂司(鷲尾隆元さん)のお使いや、その御部屋(北座衆之一、北座衆之二、中灯の4人部屋)の片付けやお掃除、お給仕などなど要は誰でもできることなのですが、やはり私は40年近く舞台に乗ってきた立場。あぐらかいてふんぞり返って生きてきたつもりはありませんが、やはり「気持ちはあっても、気づけない」もどかしさはありました。

 

誰でもできるとはいえ、現代の日常には無いこと満載でして…

 

ガス無いですから:
朝イチの御仕事は24時間絶やさない焚き火を使っての炭おこし。それを火鉢や囲炉裏に。

真冬の行なので焚き火や炭の炎がどれだけ身も心も温めてくれたことか。。。終わったら ぜひ七輪を買おうと思っていたのですが、奈良は「お水取りが終わると春がくる」ので無用な季節…(笑。

 

お部屋の掃除:
練行衆は布団の上に敷かれたテシマというゴザの上で生活します。なにせゴザなのでワラの切れ端が沢山出ます。さらに和紙でできた衣を着ているので、その繊維も大量の綿埃に。もちろん掃除機はないのでホウキ掃き。

 

練行衆の”ランチ”:
食堂と書いて「じきどう」と読む御堂の中でとられるのですが、これも「食作法(じきさほう)」という行らしいのです。しかし、どう見ても母ちゃんに叱られそうな”お行儀の悪い”作法だらけなんですね。謎だらけだらけです…

我々は御盆を持って食器のお片付けをします。


で!その食作法以降、深夜に行が終わるまで練行衆は一切の飲食ができないのです。声明で喉を酷使するにも関わらず水も飲めないのです。そのため、酷なことに部屋の飲食物や茶器の類も仕舞って隠してしまう。それも我々の役目。「すいませんねえ…仕事なんで…」という感じでした(笑。

 

特殊任務:
連日あがる御松明は薄暗く長い階段を昇る練行衆を導くためのもの。最初は普通にこのくらいだったはず。

 

いつから巨大化したのでしょうね〜

検索すると、やはり江戸時代との説。

江戸時代 憧れる!


その松明に続いて練行僧。幹部ともいえる四職には我々仲間が続くのですが、堂司担当の私だけは巻物を右手で掲げながら上り、二月堂入り口で堂司さんへ手渡します。その巻物とは… 検索してください…

 

修二会の12日めは特別なイベントがたくさんあります。東大寺修二会の総称のように言われる「お水取り」も、じつはこの日の深夜にだけ行なわれるもの。御松明も籠松明という普段よりもゴージャスなタイプに。

 


この期間中、スタッフ・サイドでは最も任務が多いかもしれない加供奉行という役がありまして、我々仲間の上司的存在でもあります。この加供奉行さんは連日 まもなく練行衆が上がってくるという伝令をしに二月堂へ駆け上がるのですが、12日だけは大きめの松明を掲げます。

しかも3回連続で行なうので実にキツい。そのおかげで3本目にあたる「出仕の案内」を仰せつかりました。
KISSのファイア・ドーーーン!など、ステージの特殊効果としての炎は超盛り上がるものですが、なにせ消防法のしばりがあるので日本では蝋燭1本灯すのでさえ許可申請がたいへんなのです。なのにこんな松明をボーボー燃やしながら突っ走れるなんて!!!
はい!バカみたいに楽しかったです♪

駆け下りてきた私が童子さんへ松明を手渡して消してもらう瞬間!

 

今朝Amazonして夜には届きました。

あらためて音楽として聴いていますが、、、カッコよすぎる!!!

 

続く→

 

写真は奈良のアンティークショップ満月さんから頂きました♪


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